病児保育の病状管理

病児保育は名の通り病気のお子様をお預かりしています。配属されている保育士の方は病気毎に気を付けなければいけないPointを理解し、保育の中で食事や排泄、活動などを調整し援助を行っています。

看護師は病気の経過や状態の変化をあらかじめ予測し適宜観察し援助内容を見立てます。

この2つの業種のコンビネーションこそが通常の園等と違う点であり、病児保育を利用されるお子様の安全と安楽を保つために必要な機能であると思います。

今年は全国外来小児科学会にてこのコンビネーションのために必要な情報共有手段である「保育連絡票」の工夫を発表しました。内容は病気毎に違う観察点をあらかじめ記録に盛り込み家庭に帰っても継続できるように「子どもが病気の間どのように過ごせたらいいか」も目標として作った物です。

この記録、クリニカルパスという技法を用いております。ご興味のある方は資料提供いたしますのでスタッフへお声掛け下さい。

2022年10月06日