ずっと新人の頃から病棟で働いていたのですが、子育てとの両立を考え、二星クリニックにお世話になることになりました。子育ての両立もですが、小児看護や病児保育の看護をしたいという思いも決断した理由の一つです。(^^♪
これから少しづつ病院からクリニックへの転職をしたことでの思いや経験したこと、日々のことなどについて記載できたらいいなと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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病児保育の看護師ですが
病児保育での看護師の役割について考える
4月より病児保育室の看護師1年生でスタートし、先輩看護師に指導、助言をいただきながら、病児保育室での看護師の役割について色々模索しています。
病児保育室では、看護師は病状の観察を行い、今の状態についてどうかを判断し、保育士と一緒に対応について考えたり、医師へ報告などを行います。
看護師は、看護技術の一番最初に学校で習うことが【観察】であり、観察力がとても大切なのですが、病児保育では、初めてこられるお子様や他院で通院され、病児だけの利用のお子様もいらっしゃいます。いつもの状態を知らないことが多いです。そのため、いつもの状態から比べどうか?ということがなかなか判断できないのが現状です。そのため、親御さんから聞いた内容やその時の状態からどうかを判断することが必要なので、その時その時の子どもの変化をしっかり観察することが大切だと思っています。
子どもの少しの変化を見逃さないように、また、気づけるよう観察するよう心がけています。そして、子どもたちが病児で過ごした後は、家庭(生活の場)へと戻っていきます。そのため、家庭へ戻られてからもお子様が安心して楽にすごせることが大切だと考えています。そのため、なるべく保護者の皆さまに、お家でどのようなことに気をつけていただいたり、どのように過ごしてもらったらよいかを伝えることができたらいいなと思っています。直接、伝えられないこともありますが、なるべく連絡票の看護師コメント欄に記載していますので参考にしていただけらと思っています。
(^^♪
私自身の病児保育に対するイメージの変化
最初はネガティブな気持ちが強かったのですが、
子どもを病児保育に迎えに行くと、なぜかいつも「楽しかったよ。またお熱の保育園行きたい。」という子どもの声。
そして、私自身も保育士さんや看護師さんに「今日もお疲れ様」「いつも大変だね」など声をかけてもらい、なぜか安心して預けて仕事に行くことができるようになりました。子育てに正解はないので、何が正しいとか何が間違いとかはありません。でも私の中では、その経験の中で、病児保育=かわいそうではないんだ。そして預けてまで働くことが悪いことではないんだ。という固定観念がその時になくなったような気がします。
今は、こうしてお子様を預かる立場となりましたが、
親御さんには、¨安心して預けることができる場¨¨仕事中は、あそこなら任せて大丈夫と思ってもらえる場¨
お子様には、¨安全に安心して過ごせる場¨を提供できたらいいなと思っています。そしてもっともっと社会の中でも病児保育が定着し、女性が社会進出し、両立がしやすい社会となってくれればいいなと願います。
昔話・・子育てと仕事の両立・・・葛藤の日々・・・・
病棟で働いていたころは、毎日時間に追われる日々でした 汗。
仕事では、座る時間もなく、ケアや処置、点滴、オペの送り迎え、委員会の仕事、研修、勉強会などなど、、、本当に忙しい病棟でした。その中での子どもの熱・・・
休みたくても休めない・・・・誰にも見てもらう人がいない、どうしよう・・・。
その時に初めて子育てと仕事の両立って難しいなと壁にぶつかりました。
そして、
その時にいつも思うこと・・・
¨子どもが熱の時ぐらいそばで看病してあげたい ¨
¨なぜ自分の子どもが大変な時に自分は、仕事をしているんだろう¨
¨病気の時ぐらい家でみてあげたらいいのに・・・病児に預けるなんてかわいそう・・・と社会の目が気になる¨
¨仕事も中途半端で任せて帰らないといけないので、最後まで責任をもってしたくてもできず割り切って働くって難しい、看護師なのに割り切っていいのか?¨
¨子どもの熱の時もみれないって私はいったい何をしているんだろう¨という気持ちと戦っていました。そんな気持ちで日々働いていたように思います。
次回続く!