病児保育の保育特徴

病児保育の保育士の専門性

保育の【教育】と【養護】の一体性の関わり中でも、【養護】の専門性を高めているのが私ども病児保育かけっこの保育士です

熱がある子とぉ単にあずかるのではなく、専門性をもつ保育士だからこその安心や安定を利用する子どもも保護者の方々にも提供できます。

養護の理念とは

保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりです。


養護の関わり

生命の維持

① 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。

② 一人一人の子どもが、健康で安全に過ごせるようにする。

③ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。

④ 一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。

例えば、病気で熱がある子どもへは、環境を調整し、熱の経過を観察しながら、水分摂取や安静を確保し、病気が良くなってきた過程においては子どもたちが今後熱が出たときも行動が取れるように関わるような事です。

情緒の安定
① 一人一人の子どもが、安定感をもって過ごせるようにする。
② 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
③ 一人一人の子どもが、周囲から主体として受け止められ、主体として育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにする。
④ 一人一人の子どもがくつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒されるようにする。


例えば、胃腸炎で下痢が続く5歳の子に関わるとき、腹痛などによる不安感があればそのことに配慮し、便を失敗してしまうと不安に思っているならばそれを察し、周囲にも配慮し、腹痛が治まっている間はゆっくりと過ごせる環境作りを心がけます。


病児の保育士が持つ専門性

医師や看護師との密な連携の発信役と調整する力

病気を理解し、症状における子どもの感じている状態を理解する力

病気の子どもたちがあつまる場所を整える力

病児保育の保育士が行うさらに高い養護の関わり

養護を行う上で病名を理解し、それに伴う症状について対応が必要です。これは医学的知識や看護の対応方法があることでより安全に子どもの関わりができます。

私たちかけっこの保育士はこの知識や方法を医師や看護師と連携し活用することで病児保育の専門性を高めています。

他職種との連携

病児保育室かけっこの保育士は病気になった子どもを受け入れから家庭に帰り家族が子どもの看病する事を念頭に置きお預かりしています。

受け入れ前

医師と看護師とミーティングにて予測し受け入れをしています。

受け入れ中

病気毎に違う症状の観察ポイントをまとめた用紙を使い様子をみつつ、必要時に医療の判断を得るため看護師に情報提供しています。看護師は情報から治療の変更など必要性を判断し医師と連動してゆくシステムとなっています。

退室時

一日の生活を保護者の方に記録にそって伝えるとともに、病状の様子も伝え、家での看病方法や今後の見通しを看護師の記録と共に伝え、家庭でのよりよい看病へ繋げてゆきます。