保育と看護の内容

目標

我々は、「明日はいつものように元気になって欲しい」という願いから、目標は、看護による効果的な療養生活支援を受け安心して安楽な状態で過ごすこと。保育により病気の中でも、自分らしく子どもたちが過ごせる時間を提供すること。

病児保育室 方針

我々法人の理念である「子育て支援を医療の立場から」のモットーを基に、急な病気を発症したお子様の保育を行い、社会で支える育児を目ざます。病気の子どもが「病気でつらいけど、あそこならお母さんが用事や仕事の間過ごしせる。」そう思える病児保育を提供致します。子どもが我慢する場所として病児保育室に居るのではなく、病気でも成長する存在として”病気”を通して成長の糧となれるような時間を過ごして頂けたらと考えております。豊富な保育経験を有する保育士や小児看護専門看護師、小児科専門医がお子様の安全と共に明日はいつものように元気になって「かけっこ」して欲しいと願ってcare致します。

病児保育の保育

通常の保育所の保育士は「教育」と「養護」を一体性をももちながら子どもたちと関わっています。病児保育の保育士は病気を持っている子どもたちへ関わるために「養護」の力を特に専門性を高めています。

我々の病児保育の保育士の専門性はこちらから

一日の生活

明日元気になるための病児保育室の生活はただ寝かしつけられたり、テレビを見ている一日ではなく、病を有しながらも何かを今日も成長する一日であって欲しいと考えております。一人一人の個性を尊重し一日を過ごします。

 

 


病児保育について

明日元気になるため、病状をどのように緩和し、症状を和らげて過ごせるか一人一人の状況に合わせて医師と相談や調整し「看護計画」を決め、病気の一日をどのように過ごすか「保育計画」を立てて個別性をもった一日を送ります。
看護師計画とは、正看護師の免許を有するものが、看護問題を抽出し看護としてどのような援助を行うか計画を立てます。

保育記録

保育記録は病状を配慮した記録となっており、お子様の病児保育室の様子と共に病状の変化や観察が記録されます。

記録は一般病院で用いられるクリニカルパスの考え方を取り入れており、症状や病名により「急性上気道炎」「急性胃腸炎」などや「発熱のある子ども」「嘔吐・下痢のある子ども」など各用紙が用意されています。病児保育援助が安心で安全な保育提供が行えるように各用紙毎に「病状が安定し過ごしてもらいたい」目標が設定され、病状の変化による看護師・医師との連携の指標を設定して情報交換できるようになっています。また、事務とも連携し書類や手続きの漏れなどを防止する体制の用紙となっています。(詳しくは保育士へおたずね下さい)

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